【開催報告】債務整理と生活保護制度に関する
支援者向けセミナーを実施しました
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- 2025年12月5日
- 公益財団法人 沖縄県労働者福祉基金協会
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沖縄県労働金庫様の「<ろうきん>働く人と子どもの明日を応援プロジェクト」の支援を受け、2025年7月31日、当協会主催による「債務整理と生活保護制度に関する支援者向けセミナー」を開催しました。現地(グッジョブセンターおきなわ研修室)とオンライン(Zoom)のハイブリッド形式で行い、生活困窮者支援に携わる関係機関から計50名の方にご参加いただきました。
◆ 債務問題と生活保護制度の正しい理解を深める
本セミナーでは、近年相談現場で増加している債務整理に関するトラブルや、生活保護制度に関する誤解への対応力を高めることを目的に、専門家による講義と質疑応答を実施しました。
債務整理については、「任意整理」「個人再生」「自己破産」など各手続きの特徴や注意点、整理後に起こり得る二次被害(悪質な業者による勧誘など)への対応策を解説。また、生活保護制度では、「車があると申請できない」「働ける人は対象外」といった誤解を正し、支援者として制度の正確な理解と適切な関わり方を学びました。
債務整理の実務について解説する 安里長従 司法書士(八重の森事ム所)
◆ 今後の相談支援に役立つ実践的な内容に高評価
参加者からは、「現場で直面する課題に即した内容だった」「誤った対応によるリスクを防ぐために役立つ」といった声が多数寄せられました。また、より深掘りしたテーマ別研修や、ひとり親支援等における多機関を交えた意見交換の場の希望など、継続的な学びの場へのニーズの高さがうかがえました。

実際の支援の現場での疑問に関する質疑応答が行われた
本セミナーの開催にあたり、実務に即した丁寧なご講義をいただいた八重の森事ム所 安里長従司法書士様に心より御礼申し上げます。今後も、支援現場の課題に寄り添いながら、実践的な学びの機会を継続的に提供してまいります。
■ <ろうきん>働く人と子どもの明日を応援プロジェクトについて
本プロジェクトは、労働金庫連合会(労金連)様の利益の一部を活用した、金融の枠組みだけでは解決しにくい、手が届きにくい社会的課題の解決に向けて、業態一体となって地域の活動を応援する取り組みです。本プロジェクトの適用対象とする社会貢献活動は、以下に掲げる社会的課題の解決に取り組む団体への寄付となります。
・働く人が直面する子育てや介護、疾病治療等と働くことの両立に係る課題の解決に向けた取り組み
・経済的困難な状況にある働く人の生活・子育てに係る課題の解決に向けた取り組み
・さまざまな困難な状況にある子どもが安心して暮らすことができる地域や社会をめざす取り組み
沖縄県労福協は、本プロジェクトを活用し「はたらく人、こども、ささえる人、まるっと支援プロジェクト」と題して、就労困難者向けのセミナーや講座、経済的貧困の影響を受けやすい子どもを対象にした文化的・社会的体験やキャリア教育、そして日々支援者の立場で現場に関わる者を対象にしたスキルアップ研修を行うことで、本プロジェクトの目的達成を目指してまいります。
以上
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- 本件に関する問い合わせ先
- 沖縄県労働者福祉基金協会 就労サポートセンター
- 担当:高橋(098-860-7845)
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