沖縄版「誰もが支え合い・働く社会の実現事業2」
～住まいとその先の生活再建に向けた多分野協働による実証プロジェクト～
（申請団体のお知らせ）
公益財団法人沖縄県労働者福祉基金協会（沖縄県労福協）と一般財団法人南西地域産業活性化センター(NIAC)、ならびに認定NPO法人日本都市計画家協会（JSURP）は、休眠預金活用事業（一般財団法人日本民間公益活動連携機構（JANPIA））を活用し、資金分配団体として、沖縄版「誰もが支え合い・働く社会の実現２」の取り組みを開始いたしました。
2025年２月より「①安心できる「住まい」を確保する取り組み」「②安定的な「生活への道筋」をつくる取り組み」及び「（全体共通）事業の継続・発展に向けた、組織基盤の強化および関係機関との連携構築を図る取り組み」を対象に事業公募を行った結果、合計１５団体からの申請を受け付けました。
●申請団体および事業名等
| No. | 実行団体名 | 住所 | 事業名 | 概要 |
| 1 | 株式会社islandworks | 沖縄県宜野湾市 | 続・縫製技術研修を通した母子世帯のキャリアパス提供、就労定着・創業支援事業 | 県内の年収200万以下の母子世帯を沖縄県母子寡婦連合会からの紹介をもとに、縫製技術指導による技術習得、就労に繋がるキャリアパスの仕組みづくりを通じて所得向上・経済的自立を目指す。 |
| 2 | (一社）女性を元気にする会 | 沖縄県那覇市 | 「食料支援で繋がる女性達！負の連鎖を断ち切り自立に向け一歩前進！！！」 | 宅食支援を通して様々な事情を抱えるお母さんや女性達と繋がり、必要に応じて行政に繋ぐ架け橋となる。緊急の場合や居場所がない女性達には施設の提供等をおこなうことで、自立に向けての後押しをする。 |
| 3 | (一社）くじら寺子屋 | 沖縄県沖縄市 | ついでの支援から自立への支援～信頼関係を築きもしもの時に頼れる場所を そして次の一歩が歩める支援を～ | 緊急時に非難することが出来る緊急避難やショートステイが出来る場所を作り、緊急避難やショートステイと共に生活の立て直しが出来る仕掛けを作り、お金の勉強が出来る講座やパソコン講座の実施など生活の立て直しの為の講座を行います。 |
| 4 | あかばなー子供食堂 | 沖縄県糸満市 | 困窮者自立のための支援事業 | 安心できる安全なシェルターを整備し、必要に応じて受け入れを行います。また、商工会や農業などの企業・個人経営者等との地域のネットワークを活かし、就労先の斡旋や資格取得の支援などを行います。さらに、生活相談支援により、利用者の生活改善に向けた生活の見直し相談や、利用可能な行政機関や関連機関の紹介を行い、利用者の安定した自立生活に向けた取り組みを行います。 |
| 5 | (一社）おきなわ子ども未来ネットワーク | 沖縄県中頭郡読谷村 | 若年シングルマザー自立支援プロジェクト～運転免許が未来を拓く | 職なく、住まいなく、子どもの預け先もないという最も困難なものは、本法人が設置する一体型若年母子自立支援施設「みらいシンシア」にて預かり、親子で安心して住める居住空間を提供し、食の支援を行い、保育を支援し、運転免許を取得し、就職支援まで行うという事業を実施する。 |
| 6 | (一社）タコライスラバーズ | 沖縄県那覇市 | 自治体・企業連携強化による生活支援と就労支援促進事業 | 「三食堂」における食支援・就労支援と居場所づくり、企業と連携した就労支援と表現の場の創出と情報発信の強化、自治体・企業と連携したみらいチケット普及活動の３つの事業を通して、地域全体で支え合い、誰もが安心して社会に参加できる環境を目指す。 |
| 7 | (一社）ステップ | 沖縄県宜野湾市 | ステップファーム | 年間を通した野菜・果物の栽培。JAや食材事業などへ収穫物の出荷、直売場運営や観光農園等の出店事業。これに携わるスタッフとして、貧困状態・就労困難な状態にある若年層を募集し、社会参画への機会を提供する。周知・PRとして各市町村への呼びかけや、SNSや動画投稿、機関紙を用いて情報発信を行う。農園事業を通じて、異業種交流会を積極的に行い、様々なノウハウを取り入れる。 |
| 8 | 困窮サポートゆくる | 沖縄県宜野湾市 | シェルター施設環境整備事業 | シェルター機能と併せ、子供たちとの交流やシェルター利用者の支援者・指導者との相談(交流室で実施)。時には、施設内でのミニイベント(音楽(オカリナ演奏)・三味線演奏会等)に触れることのできる施設(リビング兼世代間交流施設)を設置し活用したい。これまでも、シェルター利用者が子供たちとの触れ合いを通し笑顔を取り戻すなど、さらに工夫を凝らし社会復帰に向けた支援活動に行かせていきたい。 |
| 9 | 株式会社レキオス | 沖縄県那覇市 | 空き家→あんしん住まい化！ 沖縄型サブリース支援プロジェクト | 本事業では、当社が老朽化した空き家をサブリース方式で借り上げ、最低限の改修を施し、「見守り支援」と「家賃保証」を組み合わせた居住支援住宅として提供します。これにより、賃貸市場で排除されがちな方々に、安全で安心できる住まいを届けることを目指します。 |
| 10 | インターナショナルイシガキ | 沖縄県石垣市 | 在住外国人生活支援事業～在日外国人の増加により、安定的な生活支援に向けたプロジェクト | 外国人の就業を支援するため、日本語力向上講座（にほんごサークル）を実施し、企業との就労マッチングや職場体験、履歴書作成や面接対策などの就職支援を行います。また、企業向けの外国人受入れ研修や、行政・企業・市民の共生セミナーを開催し、外国人雇用の啓発活動を推進します。 |
| 11 | 株式会社エス・オー・エル・プラス | 神奈川県川崎市 | よりみちハウス小浜島～長い人生一度気を抜き、回復し、また歩き出す「よりみち」 | 新たな取り組みとして 地域共生型自立支援プログラム として動き出そうと思います。社会的孤立や生活窮屈、DV被害、ストレスのストレスなど一時的に生活の安定を失った人々、また都市部での生活に疲労し、自然豊かな環境での再出発を望む人々を対象とした、住居と就労支援を組み合わせた受け入れ支援事業を立ち上げます。離島ならではの静かで安心できる環境を相談、安全な居住空間と地域企業と連携した住居付き職場の提供、心の回復と自立支援を図ります。 |
| 12 | (一社）宮古島こそだてわくわく未来会議 | 沖縄県宮古島市 | 生活困窮者等への一時的な住居提供及び地域の連携による自立に向けた支援 | 宮古島市内で継続した生活を希望するものの、家賃高騰、物件不足、物価高騰等の影響により、住居確保や転居が困難となっている生活困窮、多子、若年妊産婦、その他課題を抱える家庭等に対して、【一時的な住居の無償提供】【自立に向けた相談支援】【関係機関との連携】の支援を実施する。 |
| 13 | (一社）CareerDesignOkinawa | 沖縄県那覇市 | キャリアブリッジ-未来への架け橋 -明日を創る、未来を築く-建設業における技能習得と自立・自律への挑戦 | 高校卒業から40代前半までの求職者を対象に職業訓練や就業体験、合同企業説明会を通じて包括的な就業支援を実施します。特に人手不足が深刻な建設業界では、若年層の定着率を向上させるために、建設業技術訓練機関や建設業協会と連携し、技術者育成の訓練プログラムを実施します。併せて企業の労働環境改善やキャリアアップ支援により、若年層が安心して働ける環境を整備することを目指します。 |
| 14 | (一社）KARIOYA | 沖縄県那覇市 | 安定的な「生活への道筋」をつくる仕組み～「人材不足の業界・企業と結びついたスキルアップ研修・マッチング事業 | 本事業では、美容師を目指す若者の育成と、生活困窮者への無料美容サービス提供を通じて、社会課題の解決を目指します。① 美容師育成事業② 無料美容室を通じて、美容師を志す若者に学びの機会を提供し、生活困窮者の社会復帰を支援することで、地域全体の活性化を目指します。 |
| 15 | (一社）be.らぼらとり | 沖縄県中頭郡嘉手納町 | おきなわ女性就労支援プラットフォーム構築事業～すべての女性が力を発揮し沖縄社会の未来を支える仕組み作り実証プロジェクト | 子育て中や介護などのライフイベントを理由に就労に課題を抱える女性を対象に、キャリアコンサルティングやスキル研修・インターンシップ機会等を提供し、多様な働き方を提案し、自分に合った就労体制で経済的自立の支援・収入の向上目指す。スキル研修の内容は、主に企業等においてニーズのある分野を絞り込み「人材不足」の解消にも繫げる。 |
●選考プロセス
- 2月13日（木） 公募説明会
4月4日 (金) 申請書類締め切り
4月8日 (火) 一次審査会
4月15日 (火) 二次審査会
6月中旬頃 実行内定団体の公表予定
